尖圭コンジローマは自然治癒を待っても良い?

局部にトサカ状のイボができている場合、尖圭コンジローマの可能性が高いです。
放置しておくとあっという間にどんどん増えてしまうので、発病を確認でき次第すぐに治療に入ることをおすすめします。
免疫が高い人だと、自然治癒するケースもあります。
ただし、かなり感染範囲が広がっている場合は、自然治癒で完治できる可能性は低いです。
初期症状で、放置していたら自然治癒してしまった、というケースもありますが、尖圭コンジローマは再発しやすい病気なので、またイボができはじめる可能性があります。

そのため、尖圭コンジローマの症状をみかけたら、放置して自然治癒することに期待せず、すぐに治療を開始しましょう。
治療方法は様々あるので、医師と相談して決定しましょう。
治療方法は、塗り薬、液体窒素、電気メスやレーザーでの手術などがあります。
この中では、塗り薬であるベセルナクリームが手軽ではありますが、1日おきにイボに塗布し、10時間経過したら洗い流す必要があるので少々面倒です。
薬代も決して安価ではないので治療が長期にわたると金銭的負担が大きいです。
また、ベセルナクリームでは効果がないケースもあるので、治療を続けても改善が見られないことも多々あります。

次に手軽なのは、液体窒素による治療です。
イボに液体窒素をつけた綿棒を押し当て、イボをはがす治療方法です。
治療費は安価ですが、激痛を伴い、何度も通う必要があります。
また、はがれたイボの断片にウィルスが残っている場合は再発します。

最もおすすめなのが、レーザーや電気メスによる手術です。
手術というと怖いイメージがありますが、ほとんどは入院の必要がなく、麻酔をするので痛みもありません。
イボを完全に切除するので、その箇所に関しては再発の可能性はありません。
また、医療保険に加入している場合は、保険金がもらえるケースがあります。
病院の設備や医師の治療方針にもよりますが、自由に選択できるのであれば、手術が最も効果的な治療方法なので、おすすめです。

尖圭コンジローマは再発しやすい病気?

尖圭コンジローマは、治療後に約3割が再発すると言われている、非常に再発率の高い病気です。
病院で治療を受けて一見完治しているように見えても、実はウィルスが残っているケースがあり、3か月程度の潜伏期間を経て、再発します。
潜伏期間中に自然治癒することもありますが、気づかず放置していると、せっかく一旦イボのない状態に戻ったとしても、すぐにイボが増殖し始めるので、再発した場合も放置せずにすぐに治療に取り掛かりましょう。

紹介した治療の仲では、レーザーや電気メスによる手術が、もっとも再発の可能性が低い治療方法です。
よほど広範囲にイボが広がっていない限り、今見えているイボは1回の手術ですべて取りきれます。
潜伏期間中のものは残ってしまいますが、イボが出て来たらまたすぐ切除するを繰り返していれば、必ず完治します。

一方、液体窒素は今あるイボに対して治療を行っても、自然にイボが剥がれ落ちた際にウィルス部分が残ってしまう可能性があるので、再発しやすいです。
ベセルナクリームは基本的には自分で塗布するため、目の届かない部分にイボが残ってしまい、再発してしまう可能性があります。

このように、尖圭コンジローマは確かに再発しやすいですが、自分の免疫を高めてウィルス部分からきちんと切除すれば完治する病気です。
早く治療を始めれば始めるほど治りやすいので、怪しい症状を見つけたら、すぐに病院に行きましょう。
また、尖圭コンジローマの疑いがあるのであれば、パートナーとの性交は避けましょう。
尖圭コンジローマは伝染するため、パートナーに移してしまった場合、自分が完治してもパートナーが完治する前に性交してしまうと、また自分もかかってしまう可能性があります。
再発の可能性を下げるため、尖圭コンジローマの疑いがある場合は性交を避け、すぐに病院に行きましょう。