保健所でも性病の検査は出来る

保健所でも性病の検査はできます。
名前も住所も聞かれず、完全に匿名で検査が受けられますので、どこの自治体の保健所でも利用できます。
ただ、血液採取のときと、結果を聞くときの計2回、足を運ばなければならないところがほとんどですので、なるべく近いところを利用したほうが便利です。
検査料は無料です。

匿名性を守るため、電話予約する場合も名乗る必要はなく、番号を告げられ、以後は万事その番号によって管理されます。
予約した日時に出向くと、職員と一対一の部屋で採血されます。
希望する感染症の種類を聞かれますので、HIVを含め、すべて調べてもらうのがお勧めです。
どこの保健所でもHIVは扱っていますが、梅毒やクラミジア、淋病については、各所で異なります。
他の性病はほとんど扱っていません。
梅毒を扱っているところは多いので、希望して調べてもらいましょう。
重症化しやすい性病です。

結果は、HIVだけの場合は、採血から数十分後に知らされることもありますが、他の性病を調べる場合は、1週間から2週間後の指定された日時に出向いて聞くこととなります。
結果を聞くときは、職員と密室で一対一となりますから、感染の有無を他の人に知られる心配はありません。
職員には顔を見られますが、住所も名前も電話番号も告げずじまいとなりますので、匿名性は守られます。

匿名で、しかも無料で調べてもらえる方法ですから、感染機会があったと認識している場合は、早めに利用しましょう。
調べることができる性病の種類はわずかですが、致命的な事態に至る種類の感染症、HIVは確実に見つけてもらえます。
梅毒を扱っているところも多いです。
梅毒は、放置しても必ずしも死に至るわけではありませんが、脳障害を起こす可能性が高く、放ってはおけない深刻な病です。
クラミジアと淋病も調べてくれるところも、中にはあります。
近くにない場合は、匿名ですから、遠くの自治体を利用しても構いません。
すべて無料です。

保健所で行なう性病検査の欠点とは?

保健所でおこなう性病検査の欠点は、検査できる性病の種類が少ないことです。
保健所では、HIV検査ならどこでもおこなっていますが、他の性病については、保健所ごとに検査できる種類が異なっています。
梅毒は比較的多くの保健所で扱っていますが、クラミジアだとやや少なくなり、淋病はさらに少なくなります。
保健所が無料で検査をするのは、命に関わるような重病が蔓延するのを防ぎたいからでもあり、放置すれば致命的な病となるHIVへの感染の有無を調べることが、第一目的と言えるでしょう。
梅毒も重篤な症状へとつながる性病で、検査する保健所は多いです。

しかし、性病は主なものだけでも十数種類もあります。
HIVだけを調べるのではなく、性病も徹底的に調べるとなると、保健所での検査では足りません。
命に関わるHIVについて、感染機会があるたびに、保健所で無料検査を受けるのはたいへん大事なことです。
ただ、性病に感染していると、HIVへの感染率は何倍にも跳ね上がりますから、HIV以外の性病検査もおろそかにはできません。
自分が利用する保健所で、できる範囲の性病検査をすべて受け、感染なしという結果が出ても、その後で気になる症状が依然続くようであれば、通販の検査キットを購入し、自分で調べることが望まれます。

保健所では、匿名性は完全に守られますが、他の受検者や職員とは顔を合わせます。
また、採血する日時や結果を聞きに行く日時を指定されますから、その日時に合わせることが必要です。
採血については日時指定がない保健所もありますが、保健所の開いている日時に訪れる必要はあります。
通販の検査キットに比べ、時間的な制約があるのが、欠点とも言えます。